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虫の声

2023年11月06日(月)

皆さん、こんにちは。運営責任者のペンゼミ成瀬校齋藤です。

数ヶ月前の「暑さ」が嘘のようですね、季節はすっかり「秋」です。

鈴虫やコオロギの涼しげな声も聴こえてきます。この虫を楽しむ文化は少なくとも奈良時代からあるそうです。

日本では虫の鳴き声は詩歌にも詠われるように、馴染みの深いものですが外国では騒音として受け取られることが多いようです。

文化の違いですが、日本人は「粋」ですね。

学習でも虫の鳴き声を扱うことがあります。

国語では古今和歌集にある虫の声が描かれた短歌。理科では「スマホなどで送れない音」として虫の声を紹介します。電話は人の声を伝えるために作られているので、300から3400ヘルツくらいまでの振動の音しか送れません。鈴虫は4500ヘルツくらいの振動でなくため、その音は伝わらない、ということです。

ちなみにクジラの声は20から25ヘルツくらいであるので同じく電話では送れません。人間の耳は20から20,000ヘルツくらいまでを受け取ることができます。

人間に聞き取れない振動のことを超音波と言います。

少し話が逸れましたが、虫の鳴き声は国語的にも、社会的にも、理科的にも興味を広げてくれますね。

秋の夜長、もう少し虫の声を楽しめそうです。

小田急線小田原線愛甲石田駅より徒歩7分 県立伊志田高校正門そば「やる気を育てる」「希望校実現塾」ペンシルゼミナール成瀬校でした。

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