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「映像授業」で成績向上と学習効率アップ

2022年12月19日(月)

みなさん、こんにちは。運営責任者の齋藤です。

本日は興味深いニュースを目にしたので、そちらの紹介です。

「オンライン授業(映像授業)は2倍速で見ても理解度は下がらない」という記事です。

新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって大学などで「オンライン授業」が定着しました。オンライン授業のメリットの1つに「録画しやすい」という点がありますが、アメリカで行われた研究によって「オンライン授業の録画を2倍速で見ても理解度は下がらない」という結果が得られました。この研究は「テスト前に2倍速で再視聴すると、総視聴時間は変わらないが理解度が向上する可能性がある」と結論づけています。

「オンライン授業は2倍速で見ても理解度は変わらない」という研究結果を新たに発表したのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のディロン・マーフィー氏ら。マーフィー氏らは231人の学生を被験者として、YouTubeに存在する不動産鑑定に関する講義とローマ帝国に関する講義を異なる再生速度で見てもらうという実験を行いました。それぞれの被験者に割り当てられた再生速度は、「通常速度」「1.5倍速」「2倍速」「2.5倍速」の4種で、ムービーはフルスクリーンモードに固定。一時停止やメモを取ることなどは禁じられました。

それぞれの再生速度で録画を見終えた被験者に対し、マーフィー氏らは理解度を調査するテストを視聴直後と視聴から1週間後に実施。その結果、「1.5倍速」「2倍速」の2種については「通常速度」と同程度の成績となりました。

この記事からわかることとして、以下が挙げられます。

・オンライン(映像授業)は「学び」の手段としては「効果がある」ということ。

・「授業」=「対面」で教わるものというだけではないということ。

先日、近畿大学も似たようなデータと検証を発表しておりました。近畿大学は約8,000名の学生の成績データに基づき、さらに日本の学生のデータだったので、より信憑性は高いですね。

ペンシルゼミナール成瀬校でも中学生・高校生の授業で「映像授業」を取り入れております。

各自のペースに合わせた学習が可能なだけでなく、繰り返し学習や先行学習も可能となっています。

新しい「学び」のかたち。これを理解しておくことも我々「親」世代には必要かもしれません。

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