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どんな景色が見えるかな?

2021年07月12日(月)

みなさん、こんにちは。運営責任者の齋藤です。

この夏はペンシルゼミナールで勉強に向かい合ってみませんか。
ただいま「夏期講習絶賛受付中」です。

ご案内のチラシもポスティングにてお届けしております。私も運動不足解消を兼ねて加わってます。

そんな中、今日はある卒業生とバッタリ再会した話です

多分、もう10年近く昔の話。
「先生、ちょっといいかな?」と、授業後に歩み寄ってきたT君が言うには、学校で進路相談があり自分が考えている進路にダメだしをされたそうです。

「現在の成績でその学校に受かった生徒はいない、他の学校を考えた方がいい。」と言われたそうです。

「ムカつく」「まじムカつく」と、しきりに言ってました。

「で、T君は俺に何を相談しに来たのかな」と私。

えっ?って顔をする生徒T。

「学校の先生の言うこと正しいよ。君のこれまでの学習に対する姿勢や結果ではその学校は無理だと正確に指摘してくださったんだろう。」

「どうして、そうなったんだろう?T君は勉強を必死にやってきたかな?誰にも負けないくらい努力したかな?」

「今日はめっちゃ疲れてやる気がでない。」
「いまいち集中できない。」などの言い訳が多くなかったか?



「最後にもうひとつ聞きたいんだけど。」
あの時、おそらく彼はなぐさめて欲しい、もしくは励まして欲しかったんだと思います。
実際に私は、これまでの子供たちとの付き合いの中で、そうする時のほうが圧倒的に多いはずですが、なぜかその時は違ったみたいです。

「ムカついてるのは、今の自分の足を引っ張っている、過去の本気になれない自分に対してだよなぁ?」

「だったら、今すぐ始めるしかないだろう。」
「未来の自分が振り返った時、あの時の自分を誇りに思うかどうかは自分次第だよ。」なんて話をした事をお互いに覚えていました。

そんな彼も、もう社会人一年生だそうです。
「あの時、先生が叱ってくれなかったら、ずっと勘違い野郎でした」と言ってました。

頑張った。必死になった。そういう人が見える景色を一緒に見に行く。
今年もそんな夏になればいいなぁ。

小田急線小田原線愛甲石田駅より徒歩7分 県立伊志田高校そば「やる気を育てる」「希望校実現塾」ペンシルゼミナール成瀬校でした。

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