一問一答で満足しない
2025年05月22日(木)
皆さん、こんにちは。運営責任者のペンゼミ成瀬校齋藤です。
中高生は学年最初のテストが終わりました。(高校生はこれからという人もいます)
ペンゼミ成瀬校では、学校の定期テスト2週間前から「定期テスト対策」として、通常授業にプラスして対策授業を実施しております。
範囲のポイント確認や過去問などからセレクトした良問の演習などを中心に進めています。
そんな授業の中で「もう知ってる」「それ前に習った」などの言葉が生徒からあがることがあります。
まず、物事について「何かを知っている」状態は大切です。
ただ、「知っている状態」は様々です。
「一問一答の答えが出せる」ということなのか、「体系的に理解できて説明できる」ことなのかということで「深さ」は大きく違います。
そして、知識として「知っている」のか、自身の経験から五感を通じて「知っている」のかも大きく違ってくるでしょう。
「もう知っている」「それ前に習った」という人は、自分の「知っている」がどこまで広く深いのか確かめてみてください。
「知る」ことが深く広くなってきたら、関連した事柄や真逆の考え方や立場にも触れてみてください。
それが「本当に知る」ことに近づくことになります。
学習では、一問一答の答えを求める(探求)ができたら、それを深掘りする(探究)段階へ進みます。
「探求」で満足せず「探究」できる姿勢を大切に、様々な可能性を広げていきたいと思っています。
一問一答を求める探求は学習の本の入り口です。そこで満足せず、それがどのような理論で成り立っているかなどを深掘りする「探究」へ。
学習には「底」はありません。
その姿勢で学習に向かい合うことが、点数にも結びつくという話をしたりしました。
いかがでしたか。お子さんとの学習について話し合う際の一助になれば幸いです。
小田急線小田原線愛甲石田駅より徒歩7分 県立伊志田高校正門そば「やる気を育てる」「希望校実現塾」ペンシルゼミナール成瀬校でした。
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