一回しか解かないの?
2023年07月24日(月)
みなさん、こんにちは。運営責任者の齋藤です。
夏期講習が始まっていますが、今日は1学期の振り返りを。
ペンゼミ成瀬校がある地域の中学校は3学期制です。4−7月は1学期で「中間テスト」と「期末テスト」がありました。
塾では、「テスト対策講座」「自習スペース」の特別開放などを行い塾生の得点アップを応援したわけですが、結果返却の時期に塾生同士でこんな会話をしていたのを教室で耳にしました。
「もらった過去問教材、終わりきらなかったわ〜」「俺はやったぜ」
そう、塾からもらうテスト対策教材の話です。「終わりきらなかった」塾生は学習計画や進捗に課題があるのは一目瞭然です。
私が気になったのは「俺はやったぜ」の塾生です。その話に割って入ってこんな質問をしました。
私:「Aくん、最後までやったの偉いね!」
Aくん:「塾の教材よく当たるんで。まぁ前日の12時過ぎになんとか全部終わりました」
私:「○つけまでちゃんとやった?」
Aくん:「やりました」
私:「間違え直しと解き直しは?」
Aくん:「それは力尽きたんでやらずに寝ました。次の日のテストに備えて」
と、会話はここで終わりましたが、後日授業前に全員に以下の話をしました。
「テスト対策の教材だけど、全部解いてテストに臨んだかな。」
「問題は解いてみて○つけをして間違えたところを確認しないと意味がないんだよ」
「間違いの確認って、もう一度解いてみて「できる」って確認することをいうんだよ」
そう、テスト前の教材に出ている問題を「一回解くだけでは、テスト勉強とは言えない」のです。
間違い(×)を正解(○)にするには繰り返しやらないと。
それには普段から反復学習の習慣をつけておくことも大切だと話を結びました。
小田急線小田原線愛甲石田駅より徒歩7分 県立伊志田高校正門そば「やる気を育てる」「希望校実現塾」ペンシルゼミナール成瀬校でした。
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